IWC INGENIEUR CHRONOGRAPH [IW380802] 06-6636-6630 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号日本橋エクシーリスビル1F/2F 営業時間:11:00~19:00 定休日:火曜
【IWC】から、[INGENIEUR CHRONOGRAPH(インヂュニア・クロノグラフ)]が入荷致しました。
今回の入荷でSSモデルは2本とも店頭に並びました。
いつ頃だったでしょうか・・・確か“ETA(エタ)2010年問題”がクローズアップされ始め頃から、技術力があり、尚且つ資金力のあるブランドはムーブメントを自社開発・製造するようになりました。
※ ETA2010年問題・・・2002年7月にSWATCH GROUP(スウォッチ グループ)が発した、ETA製エボーシュの供給停止・削減を発表しました。この宣言は時計業界に大きな混乱をもたらします。その結果、スイス連邦競売政策委員会(COMCO)の裁定を経て、エボーシュの供給停止は10年、そして20年1月1日に延期されました。
一般的に新しいムーブメントを自社開発・製造するには年数にして約3~5年、数億円の資金が必要だと言われています。
当店ではゼニス【ZENITH】・ブランパン【BLANCPAIN】・ジラール・ぺルゴ【GIRARD-PERREGAUX】の3社が100%自社製、【IWC】・ユリス・ナルダン【ULYSSE NARDIN】・パネライ【PANERAI】が一部に他社から供給を受けたムーブメントを搭載し、カールF.ブヘラ【CARL F.BUCHERER】・コルム【CORUM】は一部に自社製ムーブメントを搭載しています。
【IWC】初の自社製ムーブメントは西暦2000年にMillennium Year(ミレニアム・イヤー)を祝して発表されました:Cal.5000(自動巻き)です。
それから莫大な資本を投下して工房を拡大し、最新設備を導入し、数々の自社製ムーブメントを世に送り出して来ました。
自社の高度な技術力を世に知らしめる為にはどうしても付加機能の付いたムーブメントや特許を取得します。
自ずとそれらの自社製ムーブメントを搭載したモデルはSSケースでも100万円を超える高額になります。
そこで、数年前から【IWC】では、付加機能を省き、必要な機能だけを搭載したクロノグラフムーブメントの開発に着手していました。
そうして発表されたのが[INGENIEUR CHRONOGRAPH]に搭載されているCal.69000系で、今年の『SIHH(ジュネーブ・サロン)』で発表されました[PORTUGIESER CHRONOGRAPH EDITION “150 YEARS” (ポルトギーゼ・クロノグラフ・エディション・150イヤーズ)IW371601/IW371602]にも搭載されています。
画像をご覧頂くと一目瞭然ですが、6時位置にスモールセコンド・9時位置にクロノグラフの12時間積算計・12時位置に30分積算計を装備し、クロノグラフに必要な機能だけに特化しています。
これまでの自社製クロノグラフムーブメントに装備されていましたFlyback Chronograph(フライバック・クロノグラフ)や同軸上の積算計表示、ロングパワーリザーブ等の付加機能を省く事によって価格設定を大幅に抑えています。
搭載しているムーブメントは新開発の自社製:Cal.69375(自動巻き)です。
特許取得済みのペラトン式により、特殊な巻き上げ爪のローターが時計回り・反時計回りのどちらに回転してもゼンマイを巻き上げ、パワーリザーブは46時間です。
クラシックな装いにしては珍しく防水が12気圧あり安心です。
また、SS製ブレスレットは新生≪INGENIEUR(インヂュニア)≫コレクションの為に新たに開発されたもので、着け心地が良く、サイズの微調整機構がバックルに内蔵されている点を特徴としています。
夏場等の汗を多くかく季節でサイズを少し緩めにしたい時やその逆の時でもご自身で簡単に微調整を行う事が出来るのです。
価格は、966,600円(税込)です。品番:IW380802・ケース:SS・ケースサイズ:42,0mm・ムーブメント:自動巻き Cal.69375(自社製)・振動数:28,800回/時・石数:36石・パワーリザーブ:46時間・防水:12気圧・無反射コーティングサファイアガラス・ケースバック:シースルー。
ご来店お待ち申し上げております。
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