BASEL WORLD 2018 – EXTRA EDITION SPECIAL – 06-6636-6630 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号日本橋エクシーリスビル1F/2F 営業時間:11:00~19:00 定休日:火曜
有り難い事に『BASEL WORLD(バーゼル・ワールド)』が近付くとお取扱いをしていないブランドからお誘いがあります。
以前はスケジュールが合えばブースにお伺いしていたのですが、その時点ではお取扱いする予定がなくても丁寧にプレゼンしてくれ、帰国してからも東京から来店してくれたり、資料を送ってくれたりと色々お手間を取らせてしまうという事もあり、数年前からは「もし、ご縁があればこちらからご連絡させて頂きます。」と丁重にお断りしていました。
今年は久し振りに昔から仲の良い代理店の営業から熱心にお誘い頂いたので「今直ぐにはブランドを増やす予定は無いから見るだけになるけど。」との条件付きで4社のブースを訪れました。
一つ目が【PORSCHE DESIGN(ポルシェ・デザイン)】。
※PORSCHE DESIGN・・・https://www.porsche-design.com/index.php?lang=1
以前にお取扱いしていたブランドで、誰もがその名を知っているドイツを代表する高級車:PORSCHE(ポルシェ)の傘下に入った事により、一昨年からHall.1の1Fに大きなブースを構えています。
二つ目が【REBELLION(リベリオン)】。
※REBELLION・・・https://www.rebellion-timepieces.com/en/
2008年設立とまだ若い時計ブランドです。
オーナーは、FIA 世界耐久選手権を制覇した「Rebellion Racing Team(リベリオン・レーシング・チーム)」を所有しており、モーター・レーシングの世界にインスパイアされた豊かな機能性を備え、全てが限定生産です。
三つ目が【LANG & HEYNE(ラング&ハイネ)】。
※LANG & HEYNE OFFICIAL HOMEPAGE・・・http://www.lang-und-heyne.de/en/
ドイツ:ドレスデンにある時計ブランドです。
2001年に設立された独立系時計ブランドで、どのグループの傘下にも入っていません。
少人数の工房ながら部品の95%を自社で作り上げています。
そして、四つ目が【CZAPEK(チャペック)】です。
※CZAPEK OFFICIAL HOMEPAGE・・・https://czapek.jp/
個人的な感想ですが、かなり好みのブランドでクオリティーを含めその全てが素晴らしかったです。
ー ブランド概要 ー
チェコ生まれのポーランド人である天才的なウォッチメーカー:François Czapek(フランソワ・チャペック)は、Antoine Norbert de Patek(アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック=【PATEK PHILIPPE(パテック・フィリップ)創設者の一人】)と共に運営していた:Patek, Czapek & Cie. (パテック・チャペック社)の契約終了後、1845年、自らの時計会社:Czapek & Cie.(チャペック社)をジュネーブに設立しました。
そして、おそらく時計史上では初のウォッチ・ブティックをパリのヴァンドーム広場に構え、やがてナポレオン3世の御用時計職人となりました。
彼は、ポーランド語で書かれた初のウォッチメイキングに関する書を著し、その後1869年、ミステリアスに歴史の舞台から姿を消しました。
2013年、ファイン・ウォッチメイキングに深い鑑識眼をもつ3人の起業家が【CZAPEK】を復興させる為に集まりました。
彼らの志は、【CZAPEK】のスピリットとスタイルに出来る限り忠実であるという事でした。
2015年~2016年、世界中100人以上の時計愛好家により【CZAPEK】は復活しました。
彼ら愛好家は、ブランド復興の為に資金を供給するという、ウォッチメイキングの世界においては、かつてない最も刺激的な冒険の一つに乗り出したのです。
今日【CZAPEK】は、時刻の計測という事を通しての美しさの表現に挑んでいます。
そしてそれを実践する事で、未来を変える事が出来るのです。
見事復活を果たした【CZAPEK】の本格的な導入を決めた国の中では日本は2番目らしく、現CEOも日本に恩義を感じており、私もお会いしましたがかなりの親日派で商品供給(年産がまだ数百本)等様々な面で便宜を図ってくれているそうです。
【CZAPEK】のブースです。
完全独立系の少数生産のブランドなので、ブースはこじんまりしていますがとても清潔感があります。
これでも昨年よりは大きくなっているそうです。
私が訪れた時には満席で外にまで外国のバイヤーで溢れていました(写真は翌日の朝09:30頃撮影)。
店頭でお取扱いしているのは時計ブランドとしてはある程度の地位を築いている機械式時計ブランドが中心なので、インディペンデント(独立の意)ブランドのブースを訪問し、商品を手に取り、お話しを聞く機会に恵まれ、とても新鮮な気持ちになりました。
個人的にも応援して行きたいと思います。
今回ご紹介のブランドの日本総代理店は:(株)Noblestyling(ノーブルスタイリング)です。
下記URLよりその他の取扱いブランドもご覧頂けますので覗いてみて下さい。
個性的なブランドばかりなのでなかなか面白いですよ。
※Noblestyling Official Homepage・・・http://noblestyling.com/
※THE KIJINKAN FAIR・・・https://kijinkan.co.jp/blog/6149/
※GIRARD-PERREGAUX STRAP CAMPAIGN・・・https://kijinkan.co.jp/blog/6152/
※ULYSSE NARDIN STRAP CAMPAIGN・・・https://kijinkan.co.jp/blog/6154/
※お問合せ・ご注文は・・・https://kijinkan.co.jp/contact