GRAHAM | グラハム 正規販売店 貴人館
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GRAHAM | グラハム
【GRAHAM】を語るうえで欠かす事の出来ない、歴史上の人物がいます。
彼の名は、George Graham（ジョージ・グラハム/1673年7月7日～1751年11月20日）。
イギリスの時計師であり、発明家です。
1688年、ロンドンで時計師、Thomas Tompion（トーマス・トンピオン）のもとで働き、振り子時計、太陽系儀、脱進機の発明・発展に貢献。
※Thomas Tompion：生涯に高品質な約650個のクロックと約5500個のウォッチを製作し、フランスのAbraham-Louis Breguet（アブラアム＝ルイ・ブレゲ）と並び称され、現在”イギリスの時計製作の父”と評価されている。
時計の発展において特許を取得する事を拒み、自らが開発した発明を他の時計師が自由に使う事を許可しています。
1695年、工房を開設し、【GRAHAM】というブランド名がジョージ・グラハムによって作成されました。
ジョージ・グラハムは更に、直進脱進梯（グラハム脱進機）、シリンダー脱進機、水銀補正振り子、ダンパー（弱音器）付きミニッツ・リピーターを開発します。
そして、彼の名が一躍知れ渡った最大の功績は、時計製作史上最初のクロノグラフを完成させた事です。
時に1725年。
この功績によりジョージ・グラハムは、“Master of Chronograph（マスター・オブ・クロノグラフ＝クロノグラフの父）“と呼ばれています。
そして、工房開設から丁度300年もの歳月が経過した1995年、ジョージ・グラハムの偉業を称え、Eric Loth（エリック・ロト/現在はPrincipal Partner）により【GRAHAM】は復活を果たします。
エリック・ロトは、万人受けする事よりも“Not Everybody’s Watch（ツウ好みの時計）“という哲学を持っており、手掛けるデザインは、“大胆不敵・野心に溢れた・エキセントリック・アヴァンギャルド”といった言葉で形容されています。
現在、本社は、スイス：La Chaux-de-Fonds（ラ・ショー＝ド＝フォン）にあり、この街は、隣接するLe Locle（ル・ロックル）の中心市街と共に「ラ・ショー＝ド＝フォンとル・ロックル、時計製造業の都市計画」の名で2009年にユネスコの世界遺産に登録されています。
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