ペキニエ【PEQUIGNET】 CENTER-SHAFT DRIVE 

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ペキニエ【PEQUIGNET】 CENTER-SHAFT DRIVE 

PEQUIGNET | ペキニエ

2022/09/17 ペキニエ【PEQUIGNET】 CENTER-SHAFT DRIVE 

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ペキニエ【PEQUIGNET】が自社で設計・開発・製造しています、Calibre Royal(カリブル・ロワイヤル)には、およそ250年もの間基本構造が変わらずに今日まで続いてきた動力機構を覆す新駆動方式“CenterShaft Drive(センターシャフト・ドライブ)が搭載されています。

 

【PEQUIGNET】が独自開発したこの新駆動方式は、今まで不可能とされてきた高トルクゼンマイを搭載しながらも輪列のブレ/ズレ、ストレスを極限まで無くす事に成功した画期的な駆動方式です。

 

センターシャフト・ドライブにより、シングルバレル(香箱が一つ)でパワーリザーブが88時間(実働およそ90時間強)、72時間の等時性確保を実現しました。

 

ゼンマイを内部に抱えている香箱は、その穏やかな外見とは裏腹に内部では激しいエネルギーの変化が起こっています。

 

このエネルギーは、ゼンマイに近くなるほどパーツに対して大きなストレスを発生させています。

 

ストレスを受けるパーツの中でも、香箱芯とそれを受け止めている受け穴車はその筆頭と言えます。

 

絶え間なく強い力で回り続ける香箱を支えている香箱芯は、受け穴に激しい摩擦力が生じています。

 

これが長時間積み重なると穴を広げていき、香箱は傾いてしまいます(分解掃除だけでな済まない場合が多くなり、パーツ交換が必要となります)。

 

センターシャフト・ドライブは、エネルギーを軸で受け止めて伝達する為、通常の1番車とは異なり、ストレスを発生しづらくなり、摩擦も大きく減少します。

 

手での巻き上げ時の感触も独特で、自動巻きなのにまるで手巻きを巻き上げているかの様な感触です。

 

シースルーになっている裏蓋からはムーブメントを鑑賞できるのですが、丸穴車と角穴車がなく、バレル(香箱)が剥き出しになっています。

 

※丸穴車:巻真と角穴車を連結する部品の事。

 

※角穴車:香箱芯と重なっている歯車。リュウズの回転を丸穴車経由で伝達し、ゼンマイを巻き上げる。

 

バレルを見ながらリューズを手で巻くと巻き上げ時にバレルが回っているのをご覧いただけます。

 

バレルは本来はゼンマイの解ける力によって1番最初に回りだす歯車なので、手での巻き上げ時には回りません。

 

以上のようにセンターシャフト・ドライブは、軸でエネルギーを伝達します。

 

3輪車に例えると、足でペダルを漕いで前輪を駆動させる3輪車は、ペダルから出たで前輪を回しています。

 

もし、前輪の外周にペダルがダイレクトに付いていたらブレてしまい、上手く動力を伝達する事ができなくなってしまいます。

 

このセンターシャフト・ドライブは、Cal.EPM01・Cal.EPM02の両方に採用されています(画期的で革新的な機構過ぎて文章で上手く伝える事ができず申し訳ございません)。

 

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