ルイ・モネ【LOUIS MOINET】 STORY ①
06-6636-6630
〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号
日本橋エクシーリスビル1F/2F
営業時間：11：00～19：00 定休日：火曜
ルイ・モネ【LOUIS MOINET】 STORY ①
LOUIS MOINET | ルイ・モネ
2023/10/12 ルイ・モネ【LOUIS MOINET】 STORY ①
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どの組織にも属さない、独立時計メーカー、ルイ・モネ【LOUIS MOINET】の物語です。
フランス人時計職人、Louis Moinet（ルイ・モネ）。
1768年：フランス・ブルージュ生まれる。
1788年：ローマで建築、彫刻、絵画を学ぶ。
1800年：スイスに渡り時計製造に専念する。
1806年：Napoleon（ナポレオン）の時計は、皇帝の戴冠式を記念して王室より依頼を受け製作。
1807年：ハノーバーの王、Ernest Augustus I（アーネスト・アウグストゥス1世）の為に作った 時計は、高さが73㎝にもなる印象的なサイズであった。 デザインは、古代の壺から着想。
1810年：アメリカ独立宣言の起草者の１人であり、第3代アメリカ合衆国大統領を務めた、Thomas Jefferson（トーマス・ジェファーソン）は、ルイ・モネと知り合い、芸術作品において重要な 美・耐久性・実用性の3つを兼ね備えた時計を依頼しました。 現在、バージニア州モンティチェロの美術館に展示。
1810年：ナポリの王、Joachim Murat（ヨアヒム・ムラット）の複雑時計を製作。 4つのダイヤルは、時間、分、秒、日付、曜日、ムーンフェイズを示すフルカレンダーとなっています。 ムーブメントは後ろから見る事ができる。
1816年：世界初の”60分の1秒計”のクロノグラフを発明。
1817年：第5代アメリカ大統領を務めた、James Monroe（ジェームズ・モンロー）の時計がパリでオーダー。 現在のホワイトハウスを飾る珍しいオブジェの一つとなっている。
1817年：ロシアの皇帝、Alexander 1（アレクサンドル1世）と、戦争の神、火星を表した時計を製作。
1825年：イギリスのKing George Ⅳ（ジョージ4世）の時計は、細身なデザインが多くの芸術家達に高い評価。
1838年：フランスの女王、Maria Amalia di Borbone（マリー・アメリー・ド・ブルボン）の為に時計を製作。ルネッサンス様式の彫刻が施されている。
1848年：ルイ・モネは2巻にわたり”最高の時計製造技術”の詳細な説明を論文としてまとめました。 彼の20年を執筆に費やしたこの論文は、偉大な時計師達や芸術家達に時計に関する最高の本であると広く評判。
2004年：偉大な時計師ルイ・モネの偉業を時計業界に復活させる為、著名なフランス人時計師、Daniel Roth（ダニエル・ロート）の勧めもあり、現CEO、Jean-Marie Schaller（ジャン-マリー・シャラー）が新たに【LOUIS MOINET】を立ち上げ。
2013年：クロノグラフは、1822年にフランス人時計師、Nicolas Mathieu Rieussec（二コラ・リューセック）が発明したとされていましたが、1816年にルイ・モネが開発した1/60秒（針が1秒で一周する）を計測可能な毎時216,000振動のハイビートの天体観測用クロノグラフが2013年に発見され、ギネス世界記録機関から”ファーストクロノグラフ”として認定。
また、ルイ・モネは、フランス王室が”人間の心の最高の科学の1つである時計製造の開発と奨励”を目的としたプロジェクトである”Chronométrie de Paris（クロノメトリー・ドゥ・パリ）“のメンバーに任命されました。
※Chronométrie de Paris：Abraham-Louis Breguet（アブラアム＝ルイ・ブレゲ）、Louis Frédéric Perrelet（ルイ・フレデリック・ペルレ）などがメンバーで、ルイ・モネが会長です。特にブレゲとは、長年にわたり密接に協力し、親しい友人でありながらアドバイザーでもありました。
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