貴人館【THE KIJINKAN】 NEW INDEPENDENT WATCH MAKER MEETING 06-6636-6630 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号日本橋エクシーリスビル1F/2F 営業時間:11:00~19:00 定休日:火曜
先日、新しい“INDEPENDENT WATCH MAKER(インデペンデント・ウォッチ・メーカー=独立時計メーカー)“とのミーティングがありました。
日本初上陸のブランドで、ドイツ製です。
お一人で製造しているらしく、年間生産本数は約50本。
まだ世界市場での展開が本格的に始まっていないので、日本へは年間で約20%の10本ほどが入荷する予定となっています。
新しく日本の代理店権を得た会社の担当営業曰く「今年の3月に契約を締結し、オーダーしたモデルがようやく今月入荷しました。」との事。
ベースムーブメントはUnitas(ユニタス)ですが、徹底的に手が加えられ、スワンネック型緩急針、チラネジ、ゴールドシャトン、3/4プレートなどのドイツに伝わる伝統技法が用いられています。
※スワンネック型緩急針:ヒゲゼンマイの長さを調整する緩急針を横方向からバネで押さえたもの。一般的には、バネを貫通するネジで緩急針の位置を微調整するもので、1867年にアメリカの時計師であるジョージ・リードが発明した。細かい調整が可能。
※チラネジ:テンワに付いたネジの事。このネジを足したり減らしたり、又はねじ込みの度合いを変えてテンワの重量バランスを均等になる様に調整する。
※ゴールドシャトン:歯車の軸受に使われるルビーやダイヤモンドなどの受け石を金属のリングで固定するもの。高級機ともなるとゴールドが使用され、ゴールド素材のものはゴールドシャトンと呼ばれる。
※3/4プレート:その名の通りムーブメントの3/4を覆う一枚のプレートの事。 時計の動作に最も大切なのは輪列(歯車)の安定性で、ドイツ時計では、輪列を一体成型の一枚板によって押さえる事でムーブメント全体を堅牢にし、動作を安定させるという手法が取られる。
私も全スタッフも実機を3アイテム手に取る事ができましたが、実にドイツ時計らしく、仕上げも丁寧で良くできています。
それでいて、コストパフォーマンスが秀逸で、3針(時・分・スモールセコンド)の手巻きで1,290,000円+税。
独立時計メーカーでこの価格帯は貴重です。
ケースサイズも40,0mmと良いサイズ感です。
商品の入荷状況によりますが、2024年度の早い時期での導入を予定しています。
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