バーン【BYRNE】 STORY ② 

貴人館

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バーン【BYRNE】 STORY ② 

BYRNE | バーン

2023/10/09 バーン【BYRNE】 STORY ② 

 

 

cal-5555

 

Fundamentals 根本的なこと

 

一方、ジョン・バーンにインスピレーションを与えたダンスが生まれた想像力による最初の意図では、あるブロック面から次のブロック面への移行が完全に瞬時である事を絶対に必要とします。これは技術的な必須事項であるだけではありません。それは芸術的な必要条件でもあります。ウォッチメイキングではよくある事ですが、優雅さ、スタイル、アイデンティティは、究極的には純粋に機械的な基本要素の表現であり、それらを習得すると同時に目に見えないようにする必要があります。これにより、コンプリケーションの面で全く新しい開発が必要になっただけなく、ジャイロダイヤル用に完全に適合された基本キャリバーも必要になりま した。実際、各カーディナル・インデックスディスプレイモジュールを動作させる為には、かなりの量のエネルギーを生成する必要があります。これは、次のシフトの為に再び蓄積する必要がある為、継続的なプロセスです。

 

Experience 経験

 

これら全ての理由から、【BYRNE】はフルーリエの時計製造パートナーである、 「Le Temps Manufacture」 に目を向けました。同社は特別な、特に複雑なプロジェクトを専門に任せているスイスの最も偉大な幾つかのブランドの為に働いています。ジョン・ バーンは、時計の再生と修理のワークショップを何年も経営していたので、何が機能し、何が機能しないか、特定の機能に命を吹き込むものとそれを妨げるものを知っていました。無駄な検索を何度も繰り返したのち、彼は最終的に彼のビジョンを理解し、あらゆる点で完全に機能するキャリバーに変換する事ができるパートナーを見つけました。「 Le Temps Manufacture」が提供したCal.5555は、 30mm径の自動巻きムーブメントで、約60時間のパワーリザーブを供給します。

 

Precision 精度

 

ムーブメントの各回転ブロックには、ダイヤル上の4つの面の1つが表示される為、インデックスとダイヤルの間の物理的および美的相互作用は、開発時に非常に特別な注意を払う事が必要でした。まず第一に、それらの相対的な配置には近似の余地がありません。 各インデックスは、わずかなずれもなく、ダイヤルと同じ平面上にある必要があります。それはダイヤルプレートに確保されたウィンドウのスペースを非常に正確に埋める必要があります。またジャイロダイヤルの寿命の中で何万回も”ジャンプ”するたびに、その位置を正確に見つけなければなりません。

 

Continuity 連続性

 

隙間がなく、機械加工の不規則性がなく、ダイヤルとインデックス面の完全に滑らかな移行、軸の細心なセンタリング、各カーディナ ル・インデックスの表面が所定の時間に表示される為、各回転ブロックの仕上げは非の打ちどころのないものでなければなりませんでした。これは、各ブロック面がダイヤルと全く同じテクスチャーと仕上げを持つ必要がある事を意味します。

 

Spirit スピリット

 

まるでその下にあるものを映し出すかのように、ダイヤルには伝統的にムーブメントに見られえるような仕上げ、つまりストレートグレインのサテン仕上げがなされています。これは、特定のテクスチャーと光との遊びを生み出す無数の溝の完全な配置を確保する為に、一回の工程で実行されます。そうする事で、ジャイロダイヤルにスポーティでダイナミック、モダンな美しさを与えます。 これはバーンのアイデンティティの特徴です。製造工程の最終段階で、ダイヤルはガルバニック処理され、スレートグレイまたはブルーに仕上げられます。

 

Housing ハウジング

 

ムーブメントとダイヤルを収納するケースは、デザイン学校で学んだジョン・バーンによって考案された、このモデルの為に製作された完全なオリジナルです。曲線的なプロファイルを持つケースは、複雑な機構と同じくらい独創的です。チタニウムのブロックから削り出されたケースは100%スイス製です。

 

Fluidity 流動性

 

流動的で有機的な形をしたケースのフォルムは、ラインの緊張感、ラグからラグへ延びる弧によって際立っています。ケースは一本のラインではなく、オリジナルな構造の様々な層の間で調和的に互い違いに配置された複数のラインを形成しています。そして、それらがわかりやすくなるよう、仕上げのバリエーションで強調されています。

 

Titanium チタニウム

 

ケースの加工製作には困難を伴います。中央はサテン仕上げで、中央とベゼルの間のケース上部は完全にポリッシュされています。 作業は些細な事のように思われるかもしれませんが、チタニウムという非常に耐性のある金属で実行する事は非常に難しい事が知られています。グレード5チタニウムの多くの利点の中で直ぐに把握して感じる事ができるものがあります。それは、このようなプロポーションにもかかわらず、時計自体の重量は 100グラムにも達しないという事です。

 

Harmony ハーモニー

 

スリムですっきりとしたベゼルは、厚みのある印象を効果的に相殺します。回転ブロックを採用する事の必然的な結果は、ウォッ チメイキングの最先端技術によって可能な限り最小限に、そしてデザインの魔法による視覚的な技術によりほとんど知覚できないところまで抑えられました。実際、ケースのデザインは人間工学に基づいた徹底的な研究の対象でした。手首の曲線に沿った柔らかな 曲線で、完璧な快適さを保証します。その結果、スリムでケースの中央に沿って外側に伸びるラグの流れとともに、引き締まったプロファイルが実現します。

 

Connection 連結性

 

このアプローチは、必然的にストラップのデザインに反映されました。ケース、ムーブメント、ダイヤル、そして何よりも根底にある コンセプトの作成に細心の注意を払った後から、時計を手首に留める要素について考える事は不可能でした。ジャン・ルソーの専門工房で完璧にバーンの仕様に合わせて手作りされたストラップは、サドル・ステッチのラバーまたはアリゲーターのいずれかで、 後者は大きな竹腑模様です。ラグ幅にできるだけ近い芯地の部分に2つの硬質インサートがセットされています。これらのインサートは、ジャイロダイヤルを手首に自然に落ち着かせる曲線を形成します。そしてダイヤル上のステージでは、時計は毎晩真夜中、または気まぐれに、バレリーナのようにコスチュームを変えます。

 

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