アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】 ABOUT GRAVITY EQUAL FORCE ① 06-6636-6630 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号日本橋エクシーリスビル1F/2F 営業時間:11:00~19:00 定休日:火曜
どの組織にも属さない、独立時計メーカー、アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】は2019年、[GRAVITY EQUAL FORCE(グラヴィティ・イークォル・フォース)]を発表しました。
自動巻きでは世界初の革新的な機能を搭載しています。
そこで、今回のBlogから数回に分け、メーカー側からいただいた資料を基にこの革新的な機能を説明させていただきます。
[GRAVITY EQUAL FORCE]は、【ARMIN STROM】の社是である“絶え間ない革新”を体現しています。
通常のメインスプリングバレルを逆さまにセットし、クラッチ分離による作動停止機構とテンプにコンスタントなパワーを伝達する自動巻機構を組み合わせた装置を加えました。
[GRAVITY EQUAL FORCE]のコンセプトは、テンプに均等なパワーを伝達し、それにより一定した歩度を保つ事にあります。
従来の作動停止機構を進化させた、画期的なクラッチ分離による作動停止システムは、メインスプリングバレルの中で機能し、テンプに伝達されるトルクを制限して滑らかなパワー伝達を行います。
クラッチ分離による作動停止システムが自動巻ムーブメントの中に組み込まれたのは世界初です。
【ARMIN STROM】はこの革新だけに満足せず、アメリカのコレクターが修理に送ってきていた懐中時計からあるヒントを得ました。
このムーブメントのモーターバレルの設計は通常のバレルより優れたメリットを示していました。
そこで通常のメインスプリングバレルを逆さまにして輪列をバレル軸を介して駆動させる事と、バレルボックスを巻き上げる事により、機能が向上し磨耗を減らす事ができるようになったのです。
モーター・バレルの断面図です(下の画像)。
この最新の設計により、安定して摩擦が少ないメインスプリングの回転軸により、精密なジュエルベアリングに支えられたバレル軸からパワーが伝達されます。
完全に巻き戻されてしまう事がないよう、メインスプリングの一部しか使わないにもかかわらず、72時間のパワーリザーブが得られています。
ダイヤルから見える単一方向回転のマイクロローターにより巻き上げられるメインスプリングのパワーリザーブ表示がバレルカバーに示されています。
輪列と巻き上げシステムに多くの改良を加えたCal.ASB19は、既存の理論を常に見直し、社内の研究開発部門を活用して時計製造テクノロジーを常に進化させる【ARMIN STROM】の姿勢を示しています。
共同創立者でマスター・ウォッチメーカーのClaude Greisler(クロード・グライスラー)は、このウォッチの進化した有用性について語ります↓
「自動巻ムーブメントの機能全体を新たな形の発明で改良する事により精度が向上し、コレクターの皆様に安心して日々お使いいただけるウォッチとなりました。」
②へ続く
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