アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】 ABOUT GRAVITY EQUAL FORCE ② 06-6636-6630 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目7番10号日本橋エクシーリスビル1F/2F 営業時間:11:00~19:00 定休日:火曜
[GRAVITY EQUAL FORCE(グラヴィティ・イークォル・フォース)]は、以前のモデルとは異なる新しいオフセンターダイヤル、サイズが小さく薄いケースを採用しています。
更なるハイライトは、懐中時計にインスパイアされたトリプルブリッジがCal.ASB19を支えている事です。
【ARMIN STROM】で初の41,0mmのケースは、クラシックなテイストのお客様に好まれる事でしょう。
ー [GRAVITY EQUAL FORCE]のインスピレーションと開発 ー
[GRAVITY EQUAL FORCE]は全てのモデルにおいて向上を目指す【ARMIN STROM】の姿勢を体現するものです。
革新を社是とする創造的ブランドのエンジニアたちは日々研究を重ね、時計製造における新たな理論、実践の探究を続けています。
[GRAVITY EQUAL FORCE]の開発は、調整機構に均一なパワーを伝達する事を目標として始まりました。
その結果、クラッチ分離による作動停止メカニズムをバレルボックスに組み込む事により、テンプとエスケープメントにコンスタント(恒常的)なパワーを伝達する事ができるようになりました。
ジュネーブ・ホイールをバレルボックスカバーに組みつけ、メインスプリングの回転を可能な12,5回転のうち9回のフル回転に制限します。
これはメインスプリングの潜在トルク曲線の72%にあたり、最も平らで最も均一な部位です。
バレルボックスが軸から巻き戻されてゆくにつれ、ジュネーブ・ホイールの回転状態をピンが数え、ロック位置に来るとそれ以上の巻き戻しを止めます。
これによりテンプへのパワー伝達が最も均一で、振幅も最大効率の状態のまま制限されます。
巻上げ最大リミットに達するとクラッチ分離メカニズムがメインスプリングをスリップさせ、マイクロローターは巻上げ最大時も均一に回転します。
ジュネーブ・ホイールに取りつけられた小さなクラッチ分離レバーが、ホイールの回転とフルからゼロまでのパワーリザーブをマークします。
バレルカバーの上にあるパワーリザーブ表示はゼンマイが巻き上げられるにつれて変化し、ダイヤルにバリエーションをもって表示されます。
この新しいクラッチ分離による作動停止メカニズムは、メインスプリングバレルの構造の完全な見直しと同時に生まれました。
あるアメリカの顧客がヴィンテージの懐中時計を修理の為に【ARMIN STROM】に送ってきていました。
これがヒントとなり、以前の時計のシステムを改良して近代的なムーブメントを生み出すアイデアが生まれたのです。
懐中時計のムーブメントを調べてみると、モーターバレルのバレルと巻上げメカニズムが通常のバレルと逆の構造になっている事がわかりました。
通常の設計ではセンター軸がジュエルベアリングによりバレルの中で回転しメインスプリングを巻上げています。
完全に巻き上がった時、軸はそのまま固定されているので、メインスプリングはバレルボックスを押し、そのまま輪列を駆動させ続けます。
③へ続く
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