アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】 GRAVITY EQUAL FORCE ULTIMATE SAPPHIRE [ST21-GEF.SA]

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アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】 GRAVITY EQUAL FORCE ULTIMATE SAPPHIRE [ST21-GEF.SA]

ARMIN STROM | アーミン・シュトローム

2024/04/06 アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】 GRAVITY EQUAL FORCE ULTIMATE SAPPHIRE [ST21-GEF.SA]

 

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昨日、Blogでメーカーからいただいた資料を基に、アーミン・シュトローム【ARMIN STROM】の主力コレクションの一つ、[GRAVITY EQUAL FORCE(グラヴィティ・イークォル・フォース)について説明させていただきました。

 

今回は当店の店頭在庫[GRAVITY EQUAL FORCE ULTIMATE SAPPHIRE(グラヴィティ・イークォル・フォース・アルティメット・サファイア)のご紹介です。

 

年間生産本数最大で30本の限定品となります。

 

発表されたのは2021年9月です。

 

上述のように年間生産本数が最大でも30本の限定品なので、日本への入荷割り当てが10%あったとしても最大で年間3本しか入荷しない計算になります。

 

“GRAVITY”とは“重力”、”EQUAL”とは“同等”、”FORCE”とは“力”という意味で、”GRAVITY EQUAL FORCE”では“重力等力”となり、この画期的な機能を搭載した本格機械式時計を上手く表現しています。

 

オフセンターに配置されたグレートーンのサファイアダイヤルが特徴で、シースルーになっています。

 

[GRAVITY EQUAL FORCE]は、2019年の発売当初からその独創的な機能により、衝撃をもたらしました。

 

このモデルは、コンスタントフォース伝達機構でテンプに安定したパワーを供給する世界初の自動巻き腕時計として、常に安定した精度を保証しているのです。

 

“CONSTANT FORCE=一定の力”は、その名の通り“一定の力を供給する”といった意味合いです。

 

機械式時計は、巻き上げたゼンマイがほどける力を利用して時を刻みます。

 

この力は、ほどけていくにつれて弱まっていき、均一な力を各歯車に伝達しづらくします。

 

この力をトルク(回転力)と呼びます。

 

その為、一般的に機械式時計はゼンマイがフルで巻かれた状態がトルクも強く高い精度を保ち、トルクが弱まるとそれに比例して精度も落ちていく傾向にあります。

 

優れた精度を保つには、手巻きであれば毎日同じ時間に巻き上げるとか、自動巻きであれば一日中身に着け、かつよく腕を振るなどと言われるのは、ゼンマイを程よく巻き上げ、常に安定したトルクを調速システム伝える為なのです。

 

一方で、高精度を維持するのに別のアプローチに挑戦するブランドもあります。

 

ゼンマイの、定力装置の開発です。

 

ちなみにこの挑戦は、ゼンマイ時計が誕生した15世紀頃から、既に始まっていたとも言います。

 

[GRAVITY EQUAL FORCE ULTIMATE SAPPHIRE]は、

 

・ムーブメントのマットブラックプレートに施されたギョーシェ彫りは、【ARMIN STROM】の創立者の良き友である、名高いフィンランド人ウォッチメーカーのKari Voutilainen(カリ・ヴティライネン)の手によるもの。

 

・オフセンターに配置されたグレートーンのサファイアダイヤルからはケース内部の魅惑的なメカニズムをくまなく観察でき、ブランドのデザイン哲学のコアを成す透明性の高いメカニズムへの情熱が強調されています。

 

・ブリッジにはダークグレーのルテニウムコーティング、バレルとマイクロローター(ダイヤル12時下)にはロジウムコーティングが施されています。

 

・作動停止機構がメインスプリング の完全な巻き戻しを防ぎ、巻き戻しプロセスを一部のみに制御する事により、最も安定したパワー伝達を実現しています。

 

・Super LumiNova®(スーパー・ルミノヴァ®)塗装を施したスティール製の針は自社製。外側からよく見えるムーブメントの他の部品と同じく、社内で丁寧に手仕上げされています。

 

搭載しているムーブメントは自社製:Cal.ASB19(自動巻き)で202個の部品で構成されています。

 

精度を調整する調速システムは、一般的な緩急針ではなく、テンプにあります4つの調整ネジで行うFree Sprung Balance(フリー・スプラング・バランス)です。

 

※Free Sprung Balance:緩急針でヒゲゼンマイの有効長を変えるのではなく、テンワの慣性を変える事で、時計の遅れ進みを調整する機構の事。

 

パワーリザーブが3日間=72時間あり、そのゼンマイの残量は、皆さんなかなかお気付きにならないのですが、ダイヤル5時上バレルカバーにあります、パワーリザーブインジケーターで確認する事ができます。

 

ローターもマイクロローターが採用されており、裏側ではなく、ダイヤル側12時下位に配置されています。

 

また、【ARMIN STROM】の全ての腕時計と同様にCal.ASB19も2度組み立てられています。

 

最初の組み立ての後、ムーブメントを丹念に分解し、各部品を洗浄、乾燥させたあとに再び組み立てて注油し、その後、細心の注意を払って調整および検査を行ってから、再びケースに戻します。

 

スイス、ドイツ、フランスの高級機械式時計ブランドでも、2度組みしているブランドは稀です。

 

価格は、4,730,000円(税込)です。品番:ST21-GEF.SA・ケース:SS・ケースサイズ:41,0mm・ケース厚:12,65mm・ムーブメント:自動巻き Cal.ASB19・振動数:25,200回/時・部品数:202個・石数:28石・ムーブ厚:11,67mm・パワーリザーブ:72時間・防水:30m・ガラス:無反射コーティングサファイアガラス・ケースバック:シースルー・バックル:Dバックル・年間生産本数:最大30本・保証期間:5年。

 

どの組織にも属さない、独立時計メーカーで全てのムーブメントの研究・開発を自社で行っている、【ARMIN STROM】の年間生産本数は約400本と言われています。

 

ここ数年は需要が供給を大きく上回っており、スイス在庫も0の状態が続いています。

 

その為、現在はオーダーすると最低でも1年以上待ちとスイス本社から通達が来ています。

 

ご来店お待ち申し上げております。

 

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